ふり‐だけ【振(り)竹】
歌舞伎などの舞台装置の一。振り落としなどの演出に用いる、舞台上部に差し渡した棒。上部に並ぶ短い突起に掛けた幕を、棒を回転させて振り落とし、瞬時に場面を転換する。
ふり‐だし【振(り)出(し)】
1 物を振って出すこと。また、振って小さい穴から出すように作った容器。 2 双六(すごろく)で賽(さい)を振りはじめる出発点。 3 物事の始め。出発点。「小さな店を—に大経営者になった」 4 手...
ふりだし‐ぐすり【振(り)出し薬】
布などの小袋に入れ、熱湯に浸して振り動かし、成分を溶かし出すようにした薬。浸剤。
ふりだし‐ざお【振(り)出し竿】
元竿の中に全部が納まる仕組みの釣り竿。
ふりだし‐てがた【振出手形】
⇒振り手形
振(ふ)り出(だ)しに戻(もど)・す
物事をはじめの状態にもどす。「計画を—・す」
振(ふ)り出(だ)しに戻(もど)・る
物事がはじめの状態にもどる。「計画は—・った」
ふりだし‐にん【振出人】
手形・小切手を発行した者。
ふり‐だ・す【振(り)出す】
[動サ五(四)] 1 振って、中に入っているものを外へ出す。「おみくじを—・す」 2 振りはじめる。「指揮棒を—・す」 3 手形・小切手などを発行する。「手形を—・す」
ふり‐だ・す【降(り)出す】
[動サ五(四)]雨や雪などが降り始める。「どんよりとした空から、とうとう雨が—・した」