ふり‐お・く【降り置く】
[動カ四]降り積もる。「立山に—・ける雪を常夏に見れども飽かず神からならし」〈万・四〇〇一〉
ふり‐おこ・す【振(り)起(こ)す】
[動サ五(四)] 1 気力などを奮い立たせる。奮い起こす。「勇気を—・す」 2 勢いよく立てる。「ますらをの弓末(ゆずゑ)—・し射つる矢を後見む人は語り継ぐがね」〈万・三六四〉
ふり‐おとし【振(り)落(と)し】
歌舞伎の演出で、吊(つ)っておいた浅葱(あさぎ)幕や道具幕などを仕掛けで瞬時に落とし、次の舞台面を現すこと。→振り竹
ふり‐おと・す【振(り)落(と)す】
[動サ五(四)]揺り動かして落とす。振るい落とす。「馬から—・される」
ふり‐おろ・す【振(り)下ろす】
[動サ五(四)]振り上げた手や手に持ったものを勢いよく下におろす。「太刀を—・す」
ふり‐かえ【振(り)替(え)】
1 一時的に他のものと代用すること。流用すること。「—がきく」 2 簿記で、ある勘定の金額を他の勘定に移すこと。 3 「郵便振替」の略。
ふりかえ‐かへい【振替貨幣】
振り替えによって貨幣の機能を果たす預金通貨。預金通貨は銀行など金融機関の帳簿上の振り替えによって、現金と同じように支払手段や決済手段となることからいう。
ふりかえ‐きゅうじつ【振(り)替(え)休日】
1 祝祭日が日曜日と重なったとき、その翌日を休日とすること。また、その日。振休。 2 休日に出勤・登校した場合など、他の日を代わりに休日とすること。また、その日。振休。
ふりかえ‐こうざ【振替口座】
1 ゆうちょ銀行が取り扱う決済用の口座。振替貯金口座。 2 「郵便振替口座」の略。
ふりかえ‐ちょきん【振替貯金】
ゆうちょ銀行の振替口座の預り金。決済用預金として、預金保険制度により全額保護される。