へいこう‐せき【平衡石】
平衡器官の中にある分泌物。カルシウムを含む粒で、前庭器官や平衡胞の中で感覚毛と接触することによって平衡感覚を生ずる。平衡砂。耳石。聴石。
へいこう‐せん【平行線】
1 同一平面上にあって、どこまで延長しても交わらない2本またはそれ以上の直線。 2 互いの主張・意見などがどこまでいっても妥協点の見いだせない状態をいう。「交渉は—のままだった」
平行線(へいこうせん)を辿(たど)・る
両者の意見などがいつまでも対立した状態が続くたとえ。
へいこう‐だ【平衡舵】
船舶で、舵板(かじいた)が回転軸の前のほうまで広がっている舵。回転の効率がよく、操舵に要する力が小さくてすむ。
へいこう‐ちゅうしゃ【平行駐車】
⇒縦列駐車
へいこう‐ちょう【平行調】
同じ調号で示される長調と短調。ハ長調とイ短調、ヘ長調とニ短調など。
へいこう‐ていすう【平衡定数】
反応が化学平衡に達したとき、温度が一定であれば、反応物質と生成物質の濃度あるいは活動度によらず一定の値を示す定数。
へいこう‐のう【平衡嚢】
⇒平衡胞(へいこうほう)
へいこうばん‐コンデンサー【平行板コンデンサー】
2枚の導体の平板を極板として、ごく近接して向かい合わせたコンデンサー。静電容量は面積に比例し、極板間の距離に反比例する。平板コンデンサー。平板蓄電器。
へいこう‐ほう【平衡胞】
無脊椎動物の平衡器官。袋状で内壁に感覚毛があり、平衡石が入っている。平衡嚢。耳胞。聴胞。