へき‐あん【僻案】
かたよっている考え。まちがっている考え。自分の考えをへりくだってもいう。愚案。愚考。「—条々、愚意にまかせていささか左にしるす」〈連理秘抄〉
へきあんしょう【僻案抄】
鎌倉時代の注釈書。1巻。藤原定家著。嘉禄2年(1226)成立。父俊成から受けた口伝を含め、古今・後撰・拾遺の三代集の難語を考証・注解したもの。僻案集。
へき‐うん【碧雲】
青みがかった色の雲。青雲。
へきうん‐そう【碧雲荘】
京都市上京区にある邸宅。昭和3年(1928)、野村財閥の創設者である野村徳七の別邸として建てられた。国の重要文化財。野村碧雲荘。
へき‐えき【辟易】
[名](スル)《道をあけて場所をかえる意から》 1 ひどく迷惑して、うんざりすること。嫌気がさすこと。閉口すること。「彼のわがままには—する」「毎日同じ料理ばかりで—する」 2 相手の勢いに圧倒...
へき‐えん【僻遠】
ある地域・場所が中央から遠く離れていること。また、その地域・場所。「—の地」
へき‐かい【碧海】
青い海。青海原。大海。
へき‐かい【劈開】
[名](スル) 1 裂き開くこと。切り開くこと。「連句の研究上に一つの新断面を—するだけの効果は」〈寅彦・連句雑俎〉 2 ひびが入って割れること。 3 結晶が、ある特定の平面に平行に割れること。...
へき‐かん【壁間】
柱と柱との間の壁の部分。また、壁。壁面。
へき‐が【壁画】
建物や洞窟(どうくつ)内の壁・天井などに描かれた絵画。また、建築壁面に組み込まれたカンバス画・板絵。