へらず‐ぐち【減らず口】
《いくらしゃべっても口はへらない、の意から》自分勝手なへ理屈を言いたてること。強がりや負けおしみを言うこと。また、その言葉。「—をたたく」
へら‐だい【篦台】
裁縫で、篦付けをするときに布をのせる台。
へら‐つけ【篦付け】
裁縫で、縫うときの目印として、あらかじめ布にへらでしるしをつけること。
へら‐の‐き【篦の木】
アオイ科の落葉高木。山地に自生。樹皮は灰褐色で縦に裂ける。葉はゆがんだ長卵形。7月ごろ、淡黄色の花を集散状につけ、花序の柄にへら状の苞葉(ほうよう)をもつ。
へら‐ぶな【篦鮒】
ゲンゴロウブナ、また、その飼養品種のカワチブナの俗称。へら。
へら‐へいとう【平平等/平等平等】
[形動ナリ]《「平等」を「へら」と読み「平等(へいとう)」と重ねたものか》すべて一様であるさま。いっしょくた。「なりったけ—にやっつける」〈柳多留・一六〉
へら‐へら
[副](スル) 1 だらしなくあいまいに笑うさま。「—(と)笑っている場合ではない」「—(と)した態度にむかつく」 2 軽々しくよくしゃべるさま。「—(と)お追従を言う」 3 紙や布などが薄く...
ヘラルド【herald】
報道者。先駆者。
へら‐わたし【篦渡し】
姑(しゅうとめ)が嫁に家政をまかせること。杓子(しゃくし)渡し。
篦(へら)を使(つか)・う
《篦は塗るのにもはがすのにも使用するところから》どちらつかずのあいまいな言い逃れをする。