へん‐き【偏諱】
貴人などの二字名の中の一方の字を忌(い)み避けること。また、その二字名の一方の字。
へん‐き【偏奇】
[名・形動]奇抜で偏りがあること。一風変わっていること。また、そのさま。「—な思想」「—趣味」
へん‐ぎ【騙欺】
[名](スル)《「へんき」とも》だましあざむくこと。欺騙。欺瞞(ぎまん)。「他人を—して、我為めに動作せしむる如きは」〈菊池大麓訳・修辞及華文〉
へんき‐かん【偏奇館】
麻布にあった永井荷風の住居。木造2階建ての洋館で、大正9年(1920)より居住していたが、昭和20年(1945)東京大空襲により焼失。 [補説]ペンキ塗り洋館であることをもじって、荷風自らが命名。
へん‐きごう【変記号】
音楽で、変化記号の一。ある音を半音下げるための♭の記号。フラット。→嬰(えい)記号
へん‐きゃく【返却】
[名](スル)借りたものや預かったものを持ち主に返すこと。「借用した資料を—する」
へん‐きゅう【扁球】
回転楕円体のうち、楕円の短軸を回転軸としてできる立体。
へん‐きゅう【変宮】
中国・日本音楽の階名の一。五声の宮より半音低い音。→七声(しちせい)
へん‐きゅう【返球】
[名](スル) 1 野球などで、受けた球を投げ返すこと。また、外野手が、捕らえた打球を捕手や中継の内野手に送ること。 2 テニス・卓球・バレーボールなどで、相手の球を打ち返すこと。
へん‐きょう【辺境/辺疆】
中央から遠く離れた地帯。国ざかい。国境。