へん‐さ【偏差】
1 標準となる数値・位置・方向などからのかたより。また、その程度。振れ。偏倚(へんい)。 2 統計などで、個々の数値と平均値との差。「標準—」
へん‐さ【騙詐】
かたりだますこと。「—百出人を殺し財を奪うも」〈田口・日本開化小史〉
へん‐さい【辺塞】
都から遠く離れた国境の地。辺境。また、その地を守るとりで。
へん‐さい【辺際】
《「へんざい」とも》はて。限り。「死ぬるもの数十人、馬牛の類—を知らず」〈方丈記〉
へん‐さい【返済】
[名](スル)借りた金や物を相手に返すこと。「毎月一定額を—する」「ローンの—」
へん‐さい【変災】
事変や天災から受ける災難。
へんさい‐し【辺塞詩】
中国唐代の詩で、辺境地帯の風土や自然をうたったもの。西域の諸民族との抗争が増えた盛唐期に、高適・岑参(しんしん)・王昌齢などがこの分野に特色を発揮し、辺塞詩人といわれた。
へんさ‐ち【偏差値】
学力などの検査結果が、集団の平均値からどの程度へだたっているかを示す数値。偏差2を10倍し、それを標準偏差で割って50を加えた数として示されるのがふつう。
へん‐さつ【返札】
返事の手紙。返書。返信。「翌日—とおぼしくて」〈盛衰記・二〉
へん‐さん【返盞】
「返杯(へんぱい)」に同じ。