へんせい‐ふう【偏西風】
中緯度地方の上空を取り巻いて一年じゅう西から東に吹く風。南北両半球にあり、上空ほど速度を増し、圏界面付近では、その中に幅が狭く風速の特に大きいジェット気流が形成される。→大気大循環
へん‐せき【貶斥】
官位を下げて退けること。「未だ—せらるるに至らず」〈東海散士・佳人之奇遇〉
へん‐せき【編籍】
戸籍をつくること。
へん‐せき【偏析】
物質の相転移において、一つの相から別の相に分離すること。特に、金属や合金が凝固する際に、ある金属の組成が不均一になって分布に偏りが生じること。凝離(ぎょうり)。
へん‐せつ【変節】
[名](スル)節義を変えること。信念・主義・主張などを変えること。「馬鈴薯党でのちに牛肉党に—したのだ」〈独歩・牛肉と馬鈴薯〉
へん‐せつ【変説】
自分の主張や意見を変えること。
へんせつ‐かん【変節漢】
節義を変えた男。軽蔑(けいべつ)して言う。
へん‐せん【変遷】
[名](スル)時の流れとともに移り変わること。「歌もまた時代につれて—する」
へん‐せん【貶遷】
「貶謫(へんたく)」に同じ。