がいねん‐ろん【概念論】
中世スコラ学における普遍をめぐる実念論と唯名論の論争を調停する立場。普遍は、個物を貫いている共通の本質が心に思い浮かべられて形成された概念であると主張された。代表者はアベラール。
かがみのビーナス【鏡のビーナス】
《原題、(スペイン)La Venus del espejo》ベラスケスの絵画。カンバスに油彩。ビーナスが背を向けて横たわり、キューピッドが手にする鏡を見る姿を描く。ベラスケスによる現存する唯一の...
シー‐アイ‐エス【CIS】
《Commonwealth of Independent States》1991年12月、ソビエト連邦の消滅とともに、連邦を構成していた諸共和国によって形成されたゆるやかな共同体。本部はベラルー...
すべ・す【滑す】
[動サ四]すべらせる。特に、着物をすべらせて脱ぐ。「衣—・して単衣(ひとへ)ばかり着て」〈たまきはる〉
エル‐タヒン【El Tajin】
メキシコ東部、ベラクルス州にある遺跡。メキシコ湾岸の都市ポサリカの南東約10キロメートルに位置する。ベラクルス古典期文化の代表的な都市遺跡として、1992年「古代都市エル‐タヒン」の名で世界遺産...
トラコタルパン【Tlacotalpan】
メキシコ東部、ベラクルス州の都市。州都ベラクルスの南東約80キロメートル、パパロアパン川の中州に位置する。ナワトル語で「水に囲まれた土地」を意味する。河川港として栄え、コロニアルスタイルとカリブ...
ちゃら‐ちゃら
[副](スル) 1 小さな金属片などが互いに触れあったり、他の堅い物に当たったりしてたてる音、またそのさまを表す語。「鍵束を—(と)いわせる」「雪駄(せった)を—(と)させて歩く」 2 多弁なさ...
ドベライ‐はんとう【ドベライ半島】
《Semenanjung Doberai》インドネシア東端、イリアンジャヤ(ニューギニア島西部)の半島。オランダ領時代にその形状から「鳥の頭」を意味するフォーヘルコップ(フォーゲルコップ)半島と...
だ‐べん【駄弁/駄辯】
用もないことをべらべらしゃべること。むだなおしゃべり。「—を弄(ろう)する」
すべら‐か・す【滑らかす】
[動サ四] 1 すべるようにする。すべらせる。「強盗を—・さん料に…小竹のよを多く散らし置きて」〈著聞集・一六〉 2 髪を背に長く垂らす。すべらかしにする。「今日より内裏上﨟の、髪も改め—・し」...