ほう‐げん【法言】
手本となる言葉。従うべき言葉。
「揚子(ようし)法言」の略。
ほう‐げん【法諺】
法の性質や運用に関することわざ。「悪法も法なり」「疑わしきは罰せず」など。
ほう‐げん【法験】
仏法の霊験。修法(ずほう)によってあらわれる効験。
ほうげん‐きょうせい【方言矯正】
方言を使わず、標準語の語彙(ごい)やアクセントを使うように訓練すること。
ほうげん‐くかく【方言区画】
方言の差異により地域を区分したもの。日本では、本土方言と琉球方言に二大別し、前者を本州方言と九州方言とに分け、さらにそれぞれを細別する。
ほう‐げんごがく【法言語学】
司法の場で使用される言語について研究する学問。言語学の立場から、証言や証拠の鑑定・分析などを行う。社会言語学の一分野。
ほうげん‐しゅうけんろん【方言周圏論】
ある言語現象が中央から周辺地域に広まっていく過程は波紋のそれに類似していると考え、波紋の周辺にあたる方言圏のあちこちにかつて中央で使われた共通の古い形がみられると説く論。柳田国男の「蝸牛考(かぎ...
ほうげん‐ちず【方言地図】
言語地図の一。ある言語事象の方言的変異などを地図上に表したもの。
ほうげん‐の‐らん【保元の乱】
保元元年(1156)京都に起こった内乱。皇室では皇位継承に関して不満をもつ崇徳上皇と後白河天皇とが、摂関家では藤原頼長と忠通とが対立し、崇徳・頼長側は源為義・平忠正の軍を招き、後白河・忠通側は源...
ほうげん‐ふだ【方言札】
標準語の使用を強制させるため、学校で方言を話した者に、罰として首から下げさせた木札。各地にあるが、特に沖縄で厳しく行われ、明治末から第二次大戦後まで用いられた。