ほう‐らつ【放埒】
[名・形動]《馬が柵(さく)である埒(らち)からはなれ出る意》 1 勝手気ままでしまりのないこと。また、そのさま。「—な文章」「—な行動をとる」 2 身持ちの悪いこと。酒色にふけること。また、そ...
ほう‐らん【抱卵】
[名](スル)親鳥が卵を抱えて温めること。「鶏が—する」
ほう‐らん【放濫】
[名・形動]勝手気ままであること。みだりに道理に背くこと。また、そのさま。「女の言葉遣いは…寧(むしろ)—に走る嫌いがあった」〈荷風・濹東綺譚〉
ほう‐らん【峰巒】
山の峰。また、山。「槍ヶ嶽蝶が岳など—重畳して」〈木下尚江・良人の自白〉
ほう‐らん【放卵】
体外に卵を放出すること。特に、水中に産卵することをさす。魚類や両生類などの水生動物の多くや一部の昆虫にみられる。→放精 →放仔
ほうらん‐あもく【抱卵亜目】
十脚目を構成する2亜目の一つ。メスは受精卵を腹肢に付着させて保護する。エラは葉鰓(ようさい)(平たい葉状の鰓糸が鰓軸に連なる)または毛鰓(もうさい)(鰓軸から多数の毛のような突起が出る)の形をと...
ほうらん‐はん【抱卵斑】
鳥類で、抱卵期の親鳥の腹部に見られる、羽根が抜け落ちて皮膚が露出した部分。血管が集まり、温度が高く、卵を温める役割をもつ。