ほお‐ざし【頰刺(し)】
塩をふるか濃い塩水に浸すかしたイワシを、鰓(えら)に竹串または、わらを通して連ね、干したもの。頰通し。《季 春》「朝の海照る—は指もて啖ふ/風生」
ほお‐じろ【頰白/黄道眉/画眉鳥】
スズメ目ホオジロ科の鳥。全長16センチくらい。全体に褐色で、腹部は赤みが強い。雄の顔は黒く、目の上と下に白い線がある。東アジアに分布。日本では留鳥または漂鳥として低木林や川原にすむ。鳴き声は「一...
ほおじろ‐がも【頰白鴨】
カモ科の鳥。全長47センチくらい。雄は頭部が緑黒色でほおに大きな白斑があり、背面は黒く腹面は白。雌は全体に褐色。日本では冬鳥として海岸などでみられる。
ほおじろ‐ざめ【頰白鮫】
⇒頰白鮫(ほほじろざめ)
ほお‐ずき【酸漿/鬼灯】
1 ナス科の多年草。高さ60〜90センチ。地下茎を伸ばして増える。葉は卵形で縁に粗いぎざぎざがある。6、7月ごろ淡黄白色の花が咲く。その後、萼(がく)が大きくなって果実を包み、初秋、果実が熟して...
ほおずき‐いち【酸漿市】
四万六千日の縁日にあたる7月10日とその前日に東京の浅草寺(せんそうじ)境内に立つ、ほおずきを売る市。《季 夏》
ほおずき‐がい【酸漿貝】
腕足綱のうち、シャミセンガイ類を除く触手動物の総称。すべて海産。大きさは3〜5センチ。外見は二枚貝に似るが、石灰質の殻は背腹にあり、膨らんだ卵形または長卵形で、殻の外に短い肉柄を出して岩などに固...
ほおずき‐ぢょうちん【酸漿提灯】
赤い紙をはった小さな丸い提灯。商店の飾りなどに用いる。
ほお‐ずり【頰擦り/頰摺り】
[名](スル)自分のほおを相手のほおにすりつけること。愛情を示すときのしぐさ。「赤ちゃんに—する」
ほお‐づえ【頰杖】
1 肘(ひじ)を突いて手のひらでほおを支えること。つらづえ。「—を突く」 2 「方杖(ほうづえ)」に同じ。