ほお‐ずき【酸漿/鬼灯】
1 ナス科の多年草。高さ60〜90センチ。地下茎を伸ばして増える。葉は卵形で縁に粗いぎざぎざがある。6、7月ごろ淡黄白色の花が咲く。その後、萼(がく)が大きくなって果実を包み、初秋、果実が熟して...
ほおずき‐いち【酸漿市】
四万六千日の縁日にあたる7月10日とその前日に東京の浅草寺(せんそうじ)境内に立つ、ほおずきを売る市。《季 夏》
ほおずき‐がい【酸漿貝】
腕足綱のうち、シャミセンガイ類を除く触手動物の総称。すべて海産。大きさは3〜5センチ。外見は二枚貝に似るが、石灰質の殻は背腹にあり、膨らんだ卵形または長卵形で、殻の外に短い肉柄を出して岩などに固...
ほおずき‐ぢょうちん【酸漿提灯】
赤い紙をはった小さな丸い提灯。商店の飾りなどに用いる。
ほお‐ずり【頰擦り/頰摺り】
[名](スル)自分のほおを相手のほおにすりつけること。愛情を示すときのしぐさ。「赤ちゃんに—する」
ほお‐づえ【頰杖】
1 肘(ひじ)を突いて手のひらでほおを支えること。つらづえ。「—を突く」 2 「方杖(ほうづえ)」に同じ。
ほお‐にく【頰肉】
ほおの部分の肉。「—を落とす」「マグロの—を食す」
ほお‐の‐き【朴の木/厚朴】
モクレン科の落葉高木。日本特産。山林中に自生し、高さ約20メートル。葉は大形の倒卵形で、枝先に集まってつく。5、6月ごろ、黄白色の大形の花を開き、強い芳香を放つ。花びらはさじ状で6〜9枚ある。材...
頰(ほお)は面(つら)
呼び方は違っても実質は同じだということ。ほおを顔。「はて、—、この銀(かね)を受け取りしだいやりませう」〈浄・氷の朔日〉
ほお‐ば【朴歯】
ホオノキの材で厚くつくった下駄の歯。また、その歯をつけた下駄。