ほ‐け【火気】
1 火の気。また、煙。「かまどには—吹きたてず」〈万・八九二〉 2 湯気(ゆげ)。「—たつ早晩(いつも)ながらの雁の声/直治」〈西鶴大矢数・一〉
ほ‐け【本家】
「ほんけ」の撥音の無表記。「三日の夜は—、五日の夜は摂政殿より」〈栄花・さまざまの喜び〉
ほけ‐きょう【法華経】
《(梵)Saddharmapuṇḍarīka-sūtraの訳「妙法蓮華経」の略》大乗仏教の最も重要な経典の一。漢訳は、竺法護(じくほうご)訳10巻(正法華経)、鳩摩羅什(くまらじゅう)訳8巻、闍...
ほけきょう‐じ【法華経寺】
千葉県市川市にある日蓮宗の寺。もと日蓮宗四大本山の一。山号は、正中山。文応元年(1260)富木(とき)常忍(日常)が自邸を寺とした法華寺に始まる。日蓮自筆の立正安国論・観心本尊抄(ともに国宝)を...
ほけ‐し・る【惚け痴る】
[動ラ下二]ぼけてぼんやりする。「物を思ひ沈み、いよいよ—・れてものし給ふ」〈源・真木柱〉
ほ‐けつ【補欠/補闕】
1 欠けたり足りなくなったりした部分を補うこと。また、そのための予備の人員。「—で入学する」「—選手」 2 薫物(たきもの)の一種。沈香(じんこう)・丁字香(ちょうじこう)・甲香・鬱金香(うこん...
ほけつ‐せん【補欠選】
「補欠選挙」の略。
ほけつ‐せんきょ【補欠選挙】
議員の欠員を補充するために臨時に行う選挙。繰り上げ補充ができない場合や欠員が一定数に達したときに行われる。補選。
ほけつ‐ぼしゅう【補欠募集】
定員に満たないとき、その不足を補うために行う募集。
ほけ‐づ・く【法気付く】
[動カ四]「ほうけづく」に同じ。「なまめかしき様かはり、—・き尊げになりて」〈浜松・二〉