ほの【仄】
[接頭]動詞や形容詞などに付いて、かすかに知覚される、わずかに知覚される、などの意を表す。「—知る」「—暗い」
ほの‐あかる・い【仄明るい】
[形][文]ほのあかる・し[ク]ほんのりと明るい。「広い縁側が—・く見えるなかに」〈漱石・文鳥〉
ほの‐あ・く【仄開く】
[動カ下二]ちょっと開ける。「片端—・けて見るに」〈増鏡・おどろの下〉
ほ‐の‐お【炎/焔】
《「火(ほ)の穂」の意》 1 気体が燃焼したときの、熱と光を発している部分。液体・固体では、燃焼によって一部が気化し、反応している。ふつう最下部の炎心、輝きの強い内炎、その外にあり完全燃焼してい...
ほのお‐スペクトル【炎スペクトル】
⇒炎光スペクトル
ほのおにてをかざして【焔に手をかざして】
石垣りんの第2散文集。昭和55年(1980)刊行。都会に一人で暮らす詩人の心に去来するさまざまな人々との思い出を綴る。
ほのおのじだい【炎の時代】
大池唯雄の歴史小説。副題「明治戊辰の人びと」。著者最晩年の作品で、戊辰戦争を題材とする。昭和45年(1970)発表。
ほのおのひと【炎の人】
三好十郎による戯曲。副題「ゴッホ小伝」。昭和26年(1951)、劇団民芸が初演。リアリズム演劇の傑作として名高い。
ほの‐か【仄か/側か】
[形動][文][ナリ] 1 わずかにそれと認められるさま。かすか。「—に見える人影」「—な残月の光」「花の香りが—にただよう」 2 心や意識がぼんやりしているさま。かすか。「—に記憶している」「...
ホノカア【Honokaa】
米国ハワイ州、ハワイ島北部の町。かつてサトウキビ栽培で栄え、日本人移民が多く居住。ワイピオ渓谷への観光拠点。