ほん‐ぶし【本節】
1 大形のカツオを三枚におろし、片身をさらに背・腹の二つに切り分けて作った上質の鰹節(かつおぶし)。背肉のほうを雄節(おぶし)・背節(せぶし)、腹肉のほうを雌節(めぶし)・腹節(はらぶし)という...
ほん‐ぶしん【本普請】
間に合わせでない、本格的な建築。本建築。⇔仮普請。
ほん‐ぶたい【本舞台】
1 歌舞伎の劇場で、花道・付け舞台などを除いた正面の舞台。もと、左右の大臣柱の間の三間を限った舞台をいった。 2 地方の劇場の舞台に対して、中央の劇場の舞台。転じて、本式に事を行う晴れの場所。ひ...
ほん‐ぶつ【本仏】
仏語。 1 永遠の昔から悟りを開いている仏。本門の仏。 2 一切の仏のうち、根本の仏。真宗では、阿弥陀仏。 3 本尊のこと。
ほん‐ぶとり【本太り/本肥り】
病的でなく、自然で健康的にふとっていること。
ほん‐ぶり【本降り】
なかなかやみそうもない勢いで雨や雪が降ること。「昼過ぎから—になる」
ほん‐ぶん【本分】
1 人が本来尽くすべきつとめ。「学生の—をわきまえる」 2 そのものに本来備わっている性質。「絵を以て、絵の—以外なる事件の発展をさえ描こうと試みた」〈漱石・文学評論〉
ほん‐ぶん【本文】
「ほんもん(本文)」に同じ。
ほん‐ぷ【本譜】
五線紙に書き表した正式の楽譜。五線譜。⇔略譜。
ほん‐ぷ【品封】
親王・内親王に、品(ほん)に応じて賜った封戸(ふこ)。