ぼだいじゅのこかげで【菩提樹の木かげで】
《原題、(ドイツ)Unter der Linden》ワルター=フォン=デア=フォーゲルワイデによる詩。執筆年不詳。田園詩風の素朴な恋愛詩で、作者の代表作とされる。
ぼだい‐ず【菩提樹】
1 「ぼだいじゅ(菩提樹)」に同じ。「黄金の数珠(ずず)箱に、—のをなむ入れさせ給ひたりける」〈落窪・三〉 2 「菩提子(ぼだいし)」に同じ。「—の数珠具したるたたなど」〈宇津保・国譲中〉
ぼだい‐せんな【菩提僊那】
《(梵)Bodhisenaの音写》[704〜760]奈良時代のインド僧。文殊菩薩を慕って中国に渡り、天平8年(736)遣唐使の要請で来日。東大寺大仏開眼供養の導師を務めた。婆羅門(バラモン)僧正。
ぼだい‐だるま【菩提達磨】
《(梵)Bodhidharmaの音写》[?〜528]中国禅宗の始祖。インドのバラモンの出身。6世紀初め中国に入り、各地で禅を教えた。少林寺で面壁九年の座禅をしたといわれる。梁武帝との禅問答や、弟...
ぼだい‐もん【菩提門】
1 仏語。密教で、四門の一。菩提の門、すなわち悟りのこと。 2 葬場四門のうち、西方の門。
菩提(ぼだい)を弔(とむら)・う
死者の冥福(めいふく)を祈って供養を行う。「亡き父の—・う」