まえ‐さがり【前下(が)り】
1 物の前部が、後部よりも下がっていること。⇔前上がり。 2 婦人服で、前身頃の背丈の基礎線より下がっている部分。 3 和服で、羽織やコートの前身丈を脇から襟付けに向かって斜めに下げて長くするこ...
まえ‐さき【前先】
将来。また、将来を見抜くこと。「道具諸色は売ってしまひ、金にして内を出て来たは、こりゃ是(これ)—といふものぢゃ」〈伎・韓人漢文〉
まえ‐さげ【前提げ】
巾着(きんちゃく)の上にひも通しをつけ、帯革をつけて前腰にさげるもの。安永(1772〜1781)のころ、京坂地方で流行した。前巾着(まえぎんちゃく)。
まえ‐さばき【前捌き】
1 相撲で立ち合いの時、先手を取るため相手の手をしぼり、いなすなどして、有利な体勢をつくること。 2 主要な事柄を順調に進めるため、あらかじめ行う処理。事前処理。下準備。「審議会提出には—が必要だ」