まがり‐くね・る【曲(が)りくねる】
[動ラ五(四)]くねくねと曲がる。「—・った道路」
まがり‐なり【曲(が)り形】
曲がった形。また、物事の状態が不完全であること。
まがりなり‐にも【曲(が)り形にも】
[副]不完全ながら。どうにかこうにか。「—一家のあるじだ」
まがり‐の‐いけ【勾りの池】
草壁皇子の宮殿、嶋宮(しまのみや)にあったとされる池。「島の宮—の放ち鳥人目に恋ひて池に潜(かづ)かず」〈万・一七〇〉
まがり‐みち【曲(が)り道/曲(が)り路】
曲がっている道。
まがり‐め【曲(が)り目】
曲がっている所・点。
まがり‐もちい【糫餅/環餅】
唐菓子の一。米・麦の粉をこねて細く引き伸ばし、ひねって輪のようにして、油で揚げたもの。まがり。〈新撰字鏡〉
まがり‐や【曲(が)り屋】
民家の形式の一。平面がL字形をし、突出部が広い厩(うまや)となっているもの。岩手県に多い。
まが・る【曲(が)る】
[動ラ五(四)] 1 まっすぐなものが弓形・くの字形などになる。「雪の重みで竹が—・る」「背中が—・る」 2 道の方向が変わる。「土手の手前で道が—・っている」 3 進行する向きを変える。「次の...
ま‐がれい【真鰈】
カレイ科の海水魚。全長約40センチ。体は楕円形で平たく、口は小さい。両眼は体の右側にある。有眼側は淡褐色で、無眼側には黄色の帯がある。北日本に多く、美味。くちぼそ。