えり‐まき【襟巻(き)】
防寒または装飾用に首に巻くもの。毛糸・毛皮・絹布などで作る。首巻き。マフラー。《季 冬》
えんぎ‐えまき【縁起絵巻】
社寺の造立(ぞうりゅう)や、その祭神・本尊の造像に関する由来・霊験譚(れいげんたん)などの伝承説話を題材として描いた絵巻。縁起絵。
おく‐の‐まき【奥の巻】
1 書物の最後の巻。 2 奥義。秘伝。
おそ‐まき【遅蒔き】
1 時期を遅らせて種をまくこと。また、その品種。「—の麦」 2 (多く「おそまきながら」「おそまきでも」の形で)時機に遅れて物事をすること。「—ながら調査に乗り出す」
お‐だまき【苧環】
1 麻糸を空洞の玉のように巻いたもの。おだま。 2 キンポウゲ科の多年草。ミヤマオダマキから栽培改良されたもの。高さ20〜30センチ。全体に白粉を帯び、葉は長い柄をもち、扇形の小葉からなる複葉。...
お‐まき【緒巻(き)】
1 (関東地方で)榺(ちきり)のこと。 2 紡錘(つむ)の異称。
かいじょう‐たつまき【海上竜巻】
水上で発生し、その後も上陸しなかった竜巻。水上竜巻。
かい‐まき【掻い巻(き)】
小形で、綿を薄く入れた袖付きの夜着。掛け布団の下に掛ける。
かく‐まき【角巻(き)】
大きな四角の毛布でできた肩掛け。東北地方の婦人用防寒具。《季 冬》「男見て—の背がふとうごく/楸邨」
かげつ‐まき【花月巻(き)】
洋式束髪の一。髻(もとどり)を低くとってひねり上げ、まげをひさしのように前に出した髪形。明治20年代、東京新橋の料理屋「花月」の女主人が始めたといわれる。→束髪(そくはつ)