あき‐まき【秋蒔き】
植物の種子を秋にまくこと。また、そのような植物。「—小麦」
あげ‐まき【揚巻/総角】
1 古代の少年の髪の結い方の一。髪を左右に分け、両耳の上に巻いて輪を作る。角髪(つのがみ)。 2 「揚巻結び」の略。 3 鎧(よろい)の背の逆板(さかいた)に打ちつけた環に通して揚巻結びをし...
あげまき【揚巻】
歌舞伎舞踊。長唄。助六を主人公とした五変化舞踊「助六姿裏梅(すけろくすがたのうらうめ)」の通称。安政4年(1857)江戸中村座で初演。
歌舞伎の助六物で、助六の愛人となる遊女。
あべ‐まき【あべ槙】
ブナ科の落葉高木。山陽地方の山地に多く、樹皮に厚いコルク層が発達する。葉はクヌギに似るが、裏面は灰白色。雌雄異株で、5月ごろ、黄褐色の尾状の雄花、多数の苞(ほう)をもつ雌花をつける。果実はどんぐ...
あめ‐ちまき【飴粽】
《「あめぢまき」とも》色が飴色のちまき。
あや‐まき【綾巻(き)】
砧(きぬた)で布を打つとき、布を巻く棒。
あら‐まき【荒巻/新巻/苞苴】
1 《もと、荒縄で巻いたところから》内臓を取って甘塩にするか薄い塩水に浸した鮭(さけ)。暮れの贈答品として用いる。あらまきざけ。《季 冬》 2 わら・葦(あし)や竹の皮などで魚を巻いたもの。つと...
あり‐まき【蟻巻/蚜虫】
アブラムシ1の別名。《季 夏》「妻に憎まれつつ—の淡きみどり/楸邨」
あわせ‐まき【合(わ)せ播き】
作物の種子を肥料とまぜあわせてまくこと。
イギリス‐まき【イギリス巻】
明治30年代にはやった女性の髪形。後ろから巻きあげて左右に輪を作る。