マクスウェル【maxwell】
CGS電磁単位系の磁束の単位。1マクスウェルは1億分の1ウェーバ。1平方センチに1マクスウェルがあるときを1ガウスという。J=C=マクスウェルの名にちなむ。記号Mx
マクスウェル‐の‐あくま【マクスウェルの悪魔】
マクスウェルが1871年に著した「熱の理論」の中に登場させた架空の魔物。気体を入れた容器内の隔壁にある小さな戸の張り番をし、そこで速度の大きい分子と小さい分子とを選り分けて通過させると、隔壁の両...
マクスウェル‐の‐でんじりろん【マクスウェルの電磁理論】
ファラデーの電磁場の理論をマクスウェルが四つの微分方程式にまとめた古典電磁気学の理論。この理論から電磁波の存在が予言され、光が電磁波であることが導かれた。
マクスウェル‐の‐ほうていしき【マクスウェルの方程式】
電磁場の時間的・空間的変化を記述する基本的な方程式。ファラデーの電磁誘導の法則を表す式、電流の磁気作用についてのアンペールの法則を一般化して表す式、電場および磁場についてのガウスの法則を表す式の...
マクスウェル‐の‐まもの【マクスウェルの魔物】
⇒マクスウェルの悪魔
まく‐ストレス【膜ストレス】
⇒膜応力
ま‐くず【真葛】
葛の美称。「—延(は)ふ夏野の繁くかく恋ひばまこと我が命常ならめやも」〈万・一九八五〉
まくず‐が‐はら【真葛原】
京都市東山区北部の円山公園の辺り一帯の称。
まくず‐はら【真葛原】
葛の一面に生えている原。「—なびく秋風吹くごとに阿太(あだ)の大野の萩の花散る」〈万・二〇九六〉
まくず‐やき【真葛焼】
幕末に、京都の真葛原(まくずがはら)で宮川長造が焼き始めた陶磁器。明治4年(1871)四男の宮川香山が横浜の太田町に移窯、太田焼ともいう。