マタマタ【matamata】
ヘビクビガメ科のカメ。甲長約40センチ。頭部は扁平(へんぺい)な三角形で、房状の飾りが多くつく。南米北部の川や沼地に生息する。名は、「皮膚」を意味する現地の言葉から。
また‐また【又又/復復】
[副]「また」を重ねて強めた言い方。またもや。「—失敗に終わる」
またま‐つく【真玉付く】
[枕]玉をつける緒の意から、「を」と同音を含む「をちこち」「をち」にかかる。「—をちこち兼ねて言(こと)は言へど逢ひてのちこそ悔いにはありといへ」〈万・六七四〉
またま‐で【真玉手】
手の美称。「—玉手さし枕(ま)き」〈記・上・歌謡〉
また‐みる【俣海松】
《茎が多数に分岐しているところから》海松(みる)の別名。
またみる‐の【俣海松の】
[枕]同音の繰り返しで、「また」にかかる。「—また行き帰り」〈万・三三〇一〉
また‐めがね【股眼鏡】
上体を前に折って自分のまたの間から後方をのぞくこと。またのぞき。「天の橋立を—で眺める」
また‐も【又も】
[副]副詞「また」を強めた言い方。またしても。重ねてまた。「—三振に終わる」
また‐もの【又者】
将軍・大名などに直属していない家来。又家来。陪臣。「—の某(それがし)、御前の恐れ」〈浄・忠臣蔵〉
またも‐や【又もや】
[副]「またも」に疑問・詠嘆の意を添えた語。「—台風が本土を襲った」