こわ・る【強る】
[動ラ四]こわばってかたくなる。「御乳はいと美しげにおはしますが、いたう—・るまで膨(は)らせ給へれば」〈栄花・楚王の夢〉
こん‐かぎり【根限り】
[副]力を出し尽くすまで物事をするさま。根気の続くかぎり。「—説得する」
こん‐せい【懇誠/悃誠】
[名・形動]まごころがこもっていること。また、そのさま。「極めて—に、飽くまで痛切に言わねば止まぬ」〈紅葉・多情多恨〉
こん‐しん【今身】
《「こんじん」とも》現世でのからだ。うつしみ。「互ひに合掌、心を鎮(しづ)め、—より仏身に至るまでよく保ち奉る」〈浄・重井筒〉
こん‐じょう【根性】
1 その人の本来的に持っている性質。しょうね。また、あるものに特有の性質。「—の腐った奴」「島国—」「やじ馬—」 2 物事をあくまでやりとおす、たくましい精神。気力。「—のある人」「見上げた—の...
コンスタンツァ【Constanţa】
ルーマニア南東部の都市。黒海西岸に位置し、同国最大の港湾を擁する。紀元前6世紀に古代ギリシャの植民都市トミスが建設された。続いて古代ローマ皇帝コンスタンティヌスの治下、ジェノバ人が移住してコンス...
コンコルディアおか‐の‐キリスト【コンコルディア丘のキリスト】
《Cristo de la Concordia》ボリビア中部の都市コチャバンバの市街東部の丘にあるキリスト像。1987年から1994年にかけて制作された。台座を含めた高さは約40メートルで、内部...
コンコルド‐の‐ごびゅう【コンコルドの誤謬】
《Concord fallacy》サンクコストを惜しんで投資を続けてしまうこと。それまでに費やした資金や労力などの見返りを得ようとして、かえって損失が拡大すること。コンコルド効果。 [補説]超音...
こんごう‐りゅう【金剛流】
能のシテ方の流派の一。大和猿楽坂戸座の流れで、幕末までは金剛座といった。室町時代の坂戸孫太郎氏勝を流祖とする。現在は京都に本拠をもつ。
ごんき【権記】
平安中期、権大納言藤原行成の日記。正暦2年(991)から寛弘8年(1011)までの分が残っているが、ほかに若干の逸文がある。藤原道長時代の史料として重要。行成卿記。