あま‐ま【雨間】
雨が降りやんでいる間。あまあい。「—というものがすこしもなく」〈藤村・夜明け前〉
あり‐の‐まま【有りの儘】
実際にあるとおり。偽りのない姿。ありてい。「—の話」「—を見せる」
有(あ)るが儘(まま)
今ある状態のとおりで。今のまま。そのまま。「日常生活を—にとらえた写真」
意(い)のまま
思うとおり。「富も権力も—になる」
おもい‐の‐まま【思いの儘】
心に思うとおり。思う存分。副詞的にも用いる。「—を述べる」「—(に)振る舞う」
おもう‐まま【思う儘】
[副]心に思うとおりに。思うさま。「ピアノを—(に)操る」
風(かぜ)の吹(ふ)くまま気(き)の向(む)くまま
方針を決めずに、その時の状況や気分しだいで物事を行うようす。
かって‐きまま【勝手気儘】
[名・形動]他人のことは気にせず、自分のしたいように行動すること。また、そのさま。「—な一人暮らし」「—に振る舞う」
きずい‐きまま【気随気儘】
[名・形動]勝手気ままに振る舞うこと。また、そのさま。わがまま勝手。「—に生きる」
き‐の‐まま【着の儘】
普段着などのままで、改めて着替えないこと。「—で出て行きけるが」〈浮・織留・五〉