てんり‐じんよく【天理人欲】
中国哲学で、倫理思想を表す概念の一。天理は自然のままの本性、人欲は外部の刺激によって起こる欲求。宋学では、人欲よりも天理に従うことを強調した。
天秤(てんびん)に掛(か)・ける
1 二つのものの優劣や軽重、利害得失などを比較する。「結婚と仕事を—・ける」 2 対立する二つのものの両方に関係をつけておき、どちらを選んでも自分に損がないようにする。両天秤を掛ける。「二人を—...
てんしん‐どくろう【天真独朗】
仏語。無相の一念に悟入すれば、生死の別を離れ宇宙朗然とし、凡身そのままに大覚の域に達するということ。最澄が在唐のとき、道邃(どうすい)から口伝された語という。
てんしん‐らんまん【天真爛漫】
[名・形動]飾ったり気どったりせず、ありのままであること。無邪気で、ほほえましくなるようなさま。「子供のように—な人」
てんじん‐まつり【天神祭】
大阪市北区にある天満宮の夏祭り。《季 夏》→天満祭(てんままつり) 「天神講(てんじんこう)」に同じ。
てん‐でん【転電】
[名](スル)報道機関が、他の報道機関へ情報を送ること。また、報道機関が、他の報道機関から送られてきた情報を、そのまま発表すること。
てんねん‐すい【天然水】
蒸留などの加工をしていない、自然のままの水。天然にある水。
てん‐ねん【天然】
[名・形動] 1 人為が加わっていないこと。自然のままであること。また、そのさま。「—の良港」⇔人工。「栄養不足で—に立枯になった朴の木の様なもので」〈啄木・雲は天才である〉 2 うまれつき。天...
ドット‐バイ‐ドット【dot by dot】
コンピューターのディスプレーなどで映像を再生する際、静止画や動画などの画像情報を間引いたり圧縮したりせず、ディスプレーの1ドットごとに対応させて表示すること。元の画像情報が有する解像度が低下され...
とど・める【止める/留める/停める】
[動マ下一][文]とど・む[マ下二] 1 移動させないで、元の所にいさせる。おさえて行かせないようにする。さしとめる。「帰ろうとする客を—・める」「足を—・める」 2 元の形のままで、あとに残す...