ほう‐に【法爾】
仏語。 1 真理にのっとって本来あるがままであること。あるがままの姿。自然(じねん)。法然(ほうねん)。 2 浄土真宗で、自力を捨て、阿弥陀仏の願力のままに計らわれていること。法然(ほうねん)。
し【恣】
[常用漢字] [音]シ(呉)(漢) [訓]ほしいまま かって気まま。ほしいまま。「恣意/専恣・放恣」
じ‐し【自恣】
1 自分の思うがままに行動すること。わがまま。きまま。 2 夏安居(げあんご)の最後の日に、僧たちが安居中の罪過の有無を問い、反省懺悔(さんげ)しあう作法。
まる‐のみ【丸呑み】
[名](スル) 1 かまないで、そのままの形でのみこむこと。「蛇が卵を—する」 2 そっくり受け入れること。そのまま承諾すること。「申し入れを—することはできない」 3 よく理解もしないで、その...
き‐まま【気儘】
[名・形動] 1 遠慮や気がねをせずに、自分の思うままに行動すること。また、そのさま。「—な独り暮らし」 2 わがままに振る舞うこと。また、そのさま。「—な言いぐさ」 →勝手(かって)[用法] ...
その‐まま【其の儘】
[名] 1 その状態のとおりで変化のないこと。もとのまま。今のまま。あるがまま。「—の姿勢でいる」「見てきた—を話す」 2 そのものに完全に似ていること。そっくり。「実戦—の演習」 [副]前...
き‐まかせ【気任せ】
[名・形動]自分の思いのまま、気の向くままにすること。また、そのさま。気まま。「—な旅に出る」
せん‐し【専恣/擅恣】
ほしいままにすること。わがまま。勝手気まま。「其非横—を憤り、民心漸く起(た)つ」〈東海散士・佳人之奇遇〉
デッド‐コピー【dead copy】
そっくりそのまま模造すること。特に、製品開発の際、他企業の製品をそのまま模造し、生産上の問題点や改良点を探ること。また、その模造品。
て‐つかず【手付かず】
[名・形動] 1 まだ手をつけていないで、そのまま残っていること。また、そのさま。「—の料理」「宿題が—な(の)ままだ」 2 労力を使わないこと。また、そのさま。「頸(つむり)へ乗せさへすれば—...