まめ【豆/荳/菽】
[名] 1 マメ科植物の種子。特にそのうち、食用にするものの総称。大豆(だいず)・小豆(あずき)・ササゲ・エンドウ・ソラマメ・インゲンマメ・ラッカセイなど。マメ科の双子葉植物は約1万9500種...
まめ【肉刺】
かたいものとこすれたため、手足などの皮膚にできる豆のような水ぶくれ。
まめ【忠実/実】
[名・形動] 1 労苦をいとわず物事にはげむこと。また、そのさま。勤勉。「—に帳簿をつける」「若いのに—な人だ」「筆—」 2 からだのじょうぶなこと。また、そのさま。健康。たっしゃ。「—で暮らし...
まめ‐あぶら【豆油】
1 大豆からとった油。だいず油。 2 ⇒豆の豆汁(ご)
まめ‐いた【豆板】
1 炒(い)った大豆や煮た小豆(あずき)などを、溶かした砂糖で平たく固めた菓子。 2 「豆板銀」の略。
まめいた‐ぎん【豆板銀】
江戸時代の銀貨の一。目方が5匁(もんめ)(約19グラム)前後の称量貨幣で、丁銀(ちょうぎん)の補助として用いた。小粒(こつぶ)。粒銀(つぶぎん)。小玉銀。豆銀。
まめ‐いり【豆煎り/豆炒り】
1 大豆などの豆を煎ること。また、その煎った豆。いりまめ。 2 豆・米・あられなどを煎って砂糖をまぶした菓子。
まめ‐うち【豆打ち】
「豆撒(まめま)き2」に同じ。
まめえもん【豆右衛門】
江島其磧作「魂胆色遊懐男(こんたんいろあそびふところおとこ)」の主人公。芥子(けし)人形ほどの小男で、他人の懐に入って、魂の中に入り込み、好色の数々を経験する人物。のち他の浮世草子などにも登場す...
まめ‐おとこ【豆男】
1 節分の豆まきをする男。年男(としおとこ)。 2 からだの小さい男。 3 《「忠実男(まめおとこ)」と同音であるところから》好色な小男。また、その男を主人公にした浮世草子類。