まめぞう【豆蔵】
1 江戸時代、手品・曲芸やこっけいな物まねなどをして銭を乞うた大道芸人。 2 軽薄なおしゃべりをする人をののしっていう語。 3 非常にからだの小さい男をいう語。
まめ‐ぞうむし【豆象虫】
甲虫目マメゾウムシ科の昆虫の総称。体長は5ミリくらいで卵形をし、赤褐色から黒色。乾いた豆に産卵し、幼虫は内部に食い入る。アズキゾウムシ・インゲンゾウムシ・エンドウゾウムシなど。
まめ‐ぞめ【豆染(め)】
青黒色の染め色。
まめ‐たいふう【豆台風】
ごく小型の台風。暴風区域の直径が100キロ程度以下のものをいう。
まめ‐たにし【豆田螺】
マメタニシ科の巻き貝。水田や沼などにすむ。貝殻は細長い円錐形で、殻高13ミリくらい。殻表は滑らかで淡黄褐色。本州・九州に分布する。肝吸虫の第1中間宿主。
まめ‐たん【豆炭】
無煙炭の粉に木炭粉・コーライトなどをまぜ、粘結剤を加えて卵大の扁球形に練り固めた家庭用燃料。《季 冬》
まめ‐タンク【豆タンク】
1 軽装甲・軽武装の小型戦車の一種。現在は各国ともほとんど運用していない。豆戦車。 2 転じて、小柄で、精力的・活動的な人。
まめ‐だいこ【豆太鼓】
柄のついた小さな紙張りの太鼓の玩具。両側から糸を出し、その先に豆をつけて、振れば鳴るようにしたもの。
まめ‐だいふく【豆大福】
餅皮の中に豆の粒を入れた大福餅。
まめ‐だおし【豆倒】
ヒルガオ科の一年生の寄生植物。畑などに生え、つる状の茎で他に巻きつき、葉はない。夏から秋、白い小花を群生する。種子を漢方で菟糸子(としし)といい、強壮薬にする。大豆に寄生して害を与えることがある。