まゆ‐けんてい【繭検定】
繭取引の公正を期すため、検定用に抽出した繭から実際に糸を繰って品質を判定すること。都府県の繭検定所で行う。
まゆ‐げ【眉毛】
まゆ。また、そこに生えている毛。まみげ。
眉毛(まゆげ)を読(よ)ま◦れる
相手に心中を見すかされる。
まゆ‐ごもり【繭籠もり】
1 ⇒コクーニング 2 蚕が繭の中にこもること。転じて、少女などが家の中にこもっているたとえ。まよごもり。「この事のわづらはしさにこそ、—も心苦しう思ひきこゆれ」〈源・常夏〉
まゆ‐しろ【眉白】
マミジロの別名。
まゆ‐じり【眉尻】
眉のこめかみに近い方。
ま‐ゆすい【真結ひ】
《上代東国方言》「まむすび」に同じ。「家(いは)の妹(いも)ろ我(わ)を偲ふらし—に結(ゆす)ひし紐の解くらく思(も)へば」〈万・四四二七〉
まゆ‐ずみ【眉墨/黛】
1 眉をかいたり形を整えたりするのに用いる化粧品。 2 眉をかくこと。また、かいた眉。まゆがき。「—を引く」 3 香の名。伽羅(きゃら)から製する。 4 連なった山が遠くに眉のように見えること。...
まゆずみ【黛】
松根東洋城の俳句随筆集。昭和16年(1941)刊。
まゆ‐だま【繭玉】
柳などの枝に繭形にまるめた餅・団子などを数多くつけた、小正月の飾り物。繭の出来を豊かにする予祝という。現在は形式化したものが社寺の縁起物としても売られる。繭団子。まいだま。《季 新年》「—のこと...