こうだん‐しゃかいしゅぎ【講壇社会主義】
資本主義制度を変革せず、社会政策や立法によって穏健に社会改革を行おうとする理論。19世紀後半、ドイツでワグナーらが大学の講壇から微温的な社会主義的実践・理論を説いたことに対して、当時のマルクス主...
こうち‐じゅんのう【高地順応】
平地から高地に移動して一定期間滞在すると、酸素が薄い環境に合わせて呼吸機能や循環機能が高まる現象。これを徐々に行うことで標高数千メートルの高所登山に備えたり、持久力を要する運動競技のトレーニング...
こう‐だん【講談】
寄席(よせ)演芸の一。軍記・武勇伝・かたき討ち・侠客伝などを、おもしろく調子をつけて読んで聞かせる話芸。江戸時代には講釈とよばれ、太平記読みに始まるという。
こう‐ちょう【高潮】
[名](スル) 1 潮が満ちて、海面が最も高くなった状態。満潮。⇔低潮。 2 物事の勢いや調子が極度にたかまること。また、そのたかまりの頂点。絶頂。「選挙戦が—に達する」「気運が—する」「最—」...
こうたい‐けんさ【抗体検査】
細菌・ウイルスなどの病原体に対する抗体の有無や量を調べる検査。少量の血液から麻疹(ましん)・水痘(すいとう)・百日咳(ぜき)・HIVなどさまざまな感染症の抗体価を調べることができる。麻疹や百日咳...
こうちゅう‐きゅう【好中球】
白血球の一。細胞内にある顆粒(かりゅう)が中性色素に染まるもの。食作用を発揮し、大食細胞(マクロファージ)に対して小食細胞(ミクロファージ)ともいう。好中性白血球。
こう‐ちょう【高調】
[名](スル) 1 音の調子の高いこと。高い調子。「漸く—に吟するを得たり」〈織田訳・花柳春話〉 2 調子や気分がたかまること。「士気が—する」 3 強く主張すること。強調。「音楽的の美しさを—...
こう‐せい【更生】
[名](スル) 1 生き返ること。よみがえること。蘇生(そせい)。「荒れ果てた休耕田を—させる」 2 精神的、社会的に、また物質的に立ち直ること。好ましくない生活態度が改まること。「自力で—する...
こうにょうさん‐けっしょう【高尿酸血症】
尿酸の血中濃度が異常に高い状態。体内での尿酸の過剰産生、尿への尿酸排泄低下などによって起こる。放置すると痛風や尿路結石を発症するリスクが高まる。
こうねん‐き【更年期】
女性の、成熟期から老年期へと移行する時期。平均47歳ごろから始まる閉経期を中心とする前後数年間をいう。