さが‐にんぎょう【嵯峨人形】
京都嵯峨で作られた木彫りの人形。極彩色に金銀を施したもので、大黒・布袋(ほてい)・恵比須・唐子(からこ)などが多い。江戸でも今様の風俗物が作られ、江戸嵯峨の名が生まれた。
さか‐なみ【逆波/逆浪】
流れにさからって打ち寄せる波。逆まく波。「—にのまれる」
さかつら‐がん【酒面雁】
カモ科の鳥。茶褐色で大形、他のガンに比べて顔の色が赤みがかっている。中国大陸に分布。中国産ガチョウの原種。昔は日本にも冬期に多数が渡ってきたが、近年はまれ。《季 秋》
さかた‐えいお【坂田栄男】
[1920〜2010]囲碁棋士。東京の生まれ。昭和36年(1961)から本因坊のタイトルを7連覇し、名誉本因坊の資格を取得するなど、多くのタイトルを獲得。「カミソリ坂田」「シノギの坂田」などと称...
さかた‐さんきち【坂田三吉】
[1870〜1946]将棋棋士。大阪の生まれ。姓は阪田とも書く。独力で将棋を学び、独特の戦法をあみだした。自ら関西名人を名のり、棋界から孤立。死後、名人位・王将位を追贈された。その生涯は「王将」...
さくたい‐かがく【錯体化学】
錯体を研究対象とする化学の一分野。主に金属錯体が対象となるが、広義には有機金属化合物、典型金属および金属以外の典型元素なども含まれる。
さく‐ご【錯誤】
[名](スル) 1 まちがうこと。まちがい。誤り。「—を犯す」「試行—」「時々強いて—して織り込まれて」〈佐藤春夫・田園の憂鬱〉 2 その人の認識と客観的事実とが一致しないこと。「時代—」 3 ...
さくま‐かなえ【佐久間鼎】
[1888〜1970]心理学者・国語学者・音声学者。千葉の生まれ。九州大・東洋大教授。日本語の文法およびアクセントに関する研究で大きな業績をあげた。著「日本音声学」「現代日本語の表現と語法」など。
ザキントス‐とう【ザキントス島】
《Zakinthos/Ζάκυνθος》ギリシャ西部、イオニア海にある島。イオニア諸島に属す。英語名ザンテ島。中心地は東岸のザキントス。ペロポネソス半島の港町キリニとフェリーで結ばれる。ベネチア...
さくい‐てき【作為的】
[形動]故意に行うさま。また、不自然さが目立つさま。「—に仕組まれた事件の筋立て」