み‐くら【御倉/御蔵】
1 官司や社寺の貴重物を納める倉。また、そこをつかさどる職員。 2 内蔵寮(くらりょう)の倉。また、そこをつかさどる職員。 3 蔵人所(くろうどどころ)の保管庫。また、そこに勤める下級役人。
み‐くらい【御位】
1 天皇の位。皇位。帝位。また、その位にあること。 2 位を尊んでいう語。「程もなく、もとの—あらたまりて」〈源・明石〉
みくら‐じま【御蔵島】
伊豆七島の一。東京都三宅支庁御蔵島村をなす。中央に標高851メートルの御山(おやま)があり、海岸は海食崖が発達。ツゲ材を産する。
み‐くら・べる【見比べる/見較べる】
[動バ下一][文]みくら・ぶ[バ下二]あれこれと見て、よしあし、ちがいを判ずる。「商品を—・べる」
み‐くり【実栗/三稜草】
ガマ科の多年草。池沼などに生え、高さ約1メートル。葉は線形で長い。夏、球状の頭状花をつけ、枝の上部に雄花、下部に雌花がつく。実は先がとがり、基部が楔(くさび)形をなすが、集合した形はクリのいがに...
み‐くり【御厨】
「みくりや」の略。
みくり‐なわ【三稜草縄】
ミクリが水に漂って、縄のようによれて見えるもの。「水錆(みさび)ゐる浅沢沼の—苦しき世には住まれやはする」〈新千載・雑中〉
みくり‐の‐すだれ【三稜草の簾】
ミクリの茎を裂いて干したものを編んで作ったすだれ。「—など、ことさらに昔のことをうつしたり」〈枕・九九〉
ミクリ‐ミトロポリ‐きょうかい【ミクリミトロポリ教会】
《Mikri Mitropoli/Μικρή Μητρόπολη》⇒アギオスエレフテリオス教会
み‐くりや【御厨】
1 神社の境内にあって、神饌(しんせん)を調理する建物。特に、伊勢神宮・賀茂神社についていう。御供所(ごくうしょ)。神饌所。 2 古代・中世、皇室や伊勢神宮・賀茂神社などへ神饌の料を献納するため...