やつれ‐すがた【窶れ姿】
やせ衰えた姿。また、みすぼらしいかっこう。
やつ・れる【窶れる】
[動ラ下一][文]やつ・る[ラ下二] 1 病気・心労などで、やせ衰える。「病気で別人のように—・れてしまう」 2 見栄えのしないようすになる。みすぼらしくなる。「いと若かりしほどを見しに、太り黒...
やせ‐ろうにん【痩せ浪人】
貧しくてみすぼらしい浪人。浪人をあざけっていう語。
わびし・い【侘しい】
[形][文]わび・し[シク] 1 ひどくもの静かでさびしい。「人里離れた—・い田舎」 2 心が慰められないさま。心細い。「ひとり—・く夕食をとる」「—・い下宿生活」 3 貧しくてあわれなさま。み...
ろう‐おく【陋屋】
狭くてみすぼらしい家。また、自分の家をへりくだっていう語。陋居(ろうきょ)。
やつ・す【俏す/窶す】
[動サ五(四)] 1 目立たないように姿を変える。また、みすぼらしい姿にする。「身を—・す」 2 やせるほど思い込む。顔形が変わるほど、一つのことに夢中になる。「恋に身を—・す」 3 出家する。...
やせ‐おとこ【痩せ男】
1 やせた男。また、みすぼらしい男。 2 能面の一。執念と怨恨(えんこん)とにやつれ果てた男の亡霊を表す。「阿漕(あこぎ)」「善知鳥(うとう)」「藤戸(ふじと)」の後ジテなどに用いる。
はにゅう‐の‐こや【埴生の小屋】
土の上にむしろを敷いて寝るような粗末な小屋。また、赤土を塗ってつくった小屋ともいう。みすぼらしい家。賤(しず)が伏屋(ふせや)。はにゅうのやど。はにゅうのおや。「旅の空—のいぶせさに故郷(ふるさ...
はにゅう‐の‐やど【埴生の宿】
みすぼらしい家。埴生の小屋。 [補説]曲名別項。→埴生の宿
ほう‐おく【蓬屋】
1 屋根を蓬(よもぎ)でふいた家。草ぶきの家。 2 みすぼらしい家。あばらや。また、自分の家をへりくだっていう語。