みち‐まどい【道惑ひ】
道にまようこと。「あな覚えず。なでふ—ぞ」〈宇津保・蔵開中〉
みち‐まよい【道迷い】
道に迷うこと。どこへ向かえばいいかわからなくなること。「笹が道を覆い、—が起こりやすい」「—遭難」
みち‐みち【道道】
[名] 1 複数の道。あの道この道。「—に非常線が張られる」 2 学問・技芸などの、それぞれの分野。「—の専門家を集める」 [副]道を行きながら。道すがら。「帰る—考えた」 [補説]書名別項...
みちみち【道道】
天沢退二郎(あまざわたいじろう)の第1詩集。昭和32年(1957)刊
みち‐みち・し【道道し】
[形シク]道理にかなっている。学問的である。また、理屈っぽい。「おほやけに仕うまつるべき—・しきことを教へて」〈源・帚木〉
みちむら‐りゅう【通村流】
和様書道の流派の一。江戸前期の公卿で、世尊寺流の書をよくした中院(なかのいん)通村を祖とする。
道(みち)も狭(せ)に
道も狭くなるほどに。道いっぱいに。→狭(せ)「吹く風をなこその関と思へども—散る山桜かな」〈千載・春下〉
みちもり【通盛】
謡曲。二番目物。井阿弥(せいあみ)作、世阿弥改作。平家物語などに取材。阿波の鳴門浦で読経する僧の前に、平通盛夫妻の霊が現れ、夫の戦死と妻の入水(じゅすい)のありさまを語る。
みち‐もり【道守】
道路や駅路を守る人。ちもり。「—の問はむ答へを言ひ遣らむ」〈万・五四三〉
み‐ちゃく【未着】
まだ到着しないこと。まだ届かないこと。「—品」