み‐と
《「み」は接頭語。「と」は男性・女性の象徴部・陰部の意》陰部を敬っていう語。
みと【水戸】
茨城県中部の市。県庁所在地。那珂(なか)川下流にあり、中世は佐竹氏の、江戸時代は徳川御三家の一つ水戸家の城下町。偕楽園・弘道館などの史跡がある。人口26.9万(2010)。水府。
み‐と【水門/水戸】
1 水量調節のため水の取り入れ口に設ける門。すいもん。 2 水の出入り口。内海と外海の境をなしている狭いところ。また、大河の河口。みなと。「この—をわたりぬ」〈土佐〉
みとあたわ・す
《「あたわす」は、交合する意の動詞「あたう」に尊敬の助動詞「す」が付いたもの》交合なさる。結婚なさる。「その八上比売(やがみひめ)は先のちぎりの如く—・しつ」〈記・上〉
み‐とう【御灯】
⇒ごとう(御灯)
み‐とう【未到】
まだだれも到達・達成していないこと。「前人—の記録」
み‐とう【未踏】
まだだれも足を踏み入れたことがないこと。「人跡—の雪原」
み‐とう【味到】
[名](スル)内容を十分に味わい知ること。「お師匠様の三味線の妙音を、失明の後に始めて—した」〈谷崎・春琴抄〉
みとう‐ほう【未登峰】
まだ誰も頂上に登ったことのない山。処女峰。
みとう‐も‐な・い
[形][文]みたうもな・し[ク]《「みたくもない」の音変化。中世・近世語》見たいとも思わない。みっともない。「おのれがやうな—・い面の役者が」〈滑・八笑人・四〉