み‐な‐と【港/湊】
《「な」は「の」の意の格助詞。「水(み)の門(と)」の意》 1 海が陸地に入り込んだ地形を利用したり、防波堤を築いたりして、船舶が安全に停泊できるようにした所。港湾。「船が—を出ていく」 2 川...
みなと【港】
東京都の区名。東京港に臨む。江戸時代は武家屋敷・寺社地。赤坂・芝・麻布(あざぶ)の旧3区が合併して成立。人口20.5万(2010)。
みなと【港】
名古屋市の区名。名古屋港に臨む。
みなと【港】
大阪市の区名。大阪港に臨む。
みなと‐え【港江】
港になっている入り江。「夕立のまだ過ぎやらぬ—の葦の葉そよぐ風の涼しさ」〈続古今・雑上〉
みなと‐かぜ【港風】
河口または港のあたりに吹く風。「葦辺には鶴がね鳴きて—寒く吹くらむ津乎(つを)の崎はも」〈万・三五二〉
みなと‐がみ【湊紙】
《もと和泉(いずみ)国湊村で作られたところから》壁やふすまの腰張りなどに用いる粗製の鳥の子紙。
みなとがみえる【港が見える】
富山県出身の日本画家、下保昭の作品。昭和25年(1950)、第6回日展で初入選した作品。
みなと‐がわ【湊川】
神戸市の六甲山に源を発し、南流して兵庫区・中央区の境辺りで大阪湾に注いでいた川。明治時代に河道が変えられ、新湊川として長田区苅藻島の西で海に注ぐ。長さ12キロ。旧河道は新開地となった。 神戸...
みなとがわ‐じん【港川人】
昭和45年(1970)から昭和47年(1972)にかけて沖縄県具志頭村(現在の八重瀬町)の採石場で発見された数体分の化石人骨。更新世末期の約1万8000〜1万7000年前のものとされる。石器など...