みなみ‐おもて【南面】
1 南に向いている方。南側。なんめん。 2 貴人の邸宅の正殿。正客を迎え入れる所。「—におろして、母君も、とみにえ物ものたまはず」〈源・桐壺〉
みなみ‐オーストラリア【南オーストラリア】
オーストラリア南部にある州。グレートオーストラリア湾の北東岸にあり、大陸部のすべての州と接している。州都はアデレード。サウスオーストラリア。
みなみ‐かいきせん【南回帰線】
地球上の南緯23度26分の緯線。冬至の日に太陽がこの線の真上に来る。冬至線。→北回帰線 [補説]書名別項。→南回帰線
みなみかいきせん【南回帰線】
《原題Tropic of Capricorn》ミラーの小説。1939年刊。2人目の妻ジューンとの生活を描いた私小説。
みなみ‐かぜ【南風】
南から吹く風。特に、4月ごろから8月ごろにかけて吹く夏の季節風。なんぷう。みなみ。《季 夏》「向日葵(ひまはり)の葉にとぶ蠅や—/蛇笏」
みなみカルパチア‐さんみゃく【南カルパチア山脈】
《Carpaţii Meridionali》⇒トランシルバニアアルプス
みなみ‐かんとう【南関東】
関東地方の南部地域をいう語。多く、東京・神奈川・千葉・埼玉の1都3県をさす。→北関東
みなみかんとうちょっかがた‐じしん【南関東直下型地震】
⇒首都直下型地震
みなみ‐がしら【南頭】
牛馬などの頭を南に向けること。南に向かわせること。「一隊の近衛騎兵は—に馬を疾(はや)めて」〈紅葉・金色夜叉〉
みなみ‐がわ【南側】
南に向いている部分。また、あるものの南に当たる所。「山の—の斜面」