みみ‐ざと・い【耳聡い】
[形][文]みみざと・し[ク] 1 聴覚が鋭い。「—・く不審な物音を聞きつける」 2 情報などを聞きつけるのが早い。早耳である。「業界通だけあってさすがに—・い」
みみ‐ざわり【耳触り】
聞いたときの感じ・印象。「—のよい音楽」
みみ‐ざわり【耳障り】
[名・形動]聞いて気にさわったり、不快に感じたりすること。また、そのさま。「—な音」
みみ‐しい【聾/耳癈】
耳が聞こえないこと。「我を—にせんとする如し」〈鴎外訳・即興詩人〉
耳(みみ)順(したが)う年(とし)
《「論語」為政の「六十にして耳順(したが)う」から》60歳。耳順(じじゅん)。
みみ‐じるし【耳印】
共同牧場で、所有者の牛馬を見分けるため、耳につける切り傷。なめ切り。
みみず【蚯蚓】
貧毛綱の環形動物の総称。体は円筒形で細長く、多くの環節からなり、頭のほうに環帯とよぶ膨らみがある。陸生のものは地中にすみ、腐植土を食う。雌雄同体。魚釣りの餌に用い、また解熱剤とする。赤竜(せきり...
みみず【蚯蚓】
小説家、倉光俊夫による個人雑誌。昭和55年(1980)創刊。
身(み)自(みずか)ら厚(あつ)くして薄(うす)く人(ひと)を責(せ)むれば則(すなわ)ち怨(うら)みに遠(とお)ざかる
《「論語」衛霊公から》人は自己を責めるときはきびしく、他人の過失を責めるときは寛大であれば、怨みを受けることが少ない。
みみず‐がい【蚯蚓貝】
ミミズガイ科の巻き貝。暖海で海綿の中に埋もれて群生する。殻径8ミリくらい。貝殻は管状。房総半島以南に分布。