み‐ゆ【御湯】
1 温泉。いでゆ。「—の上(うへ)の木群(こむら)を見れば」〈万・三二二〉 2 湯の敬称。おゆ。「うらやましほた木切りくべいかばかり—わかすらむ秋の山里」〈右京大夫集〉 3 巫女(みこ)が神前で...
み・ゆ【見ゆ】
[動ヤ下二]「みえる」の文語形。
み‐ゆき【行幸/御幸】
行くことを敬っていう語。特に、天皇の外出をいう。行幸(ぎょうこう)。古くは、上皇・法皇・女院にもいったが、のちに御幸(ごこう)と音読して区別した。「群臣或は帝に勤むるに浙(せつ)に—するを以て...
み‐ゆき【御雪/深雪】
1 雪の美称。 2 深く降り積もった雪。《季 冬》
みゆき‐ぞく【みゆき族】
昭和30年代、既成の秩序にとらわれず、奔放な考え方や行動をした若者たちのこと。東京銀座のみゆき通りに集まったことからの名。
み‐ゆず・る【見譲る】
[動ラ四]世話をするのを別な人に頼む。「また—・る人もなく心細げなる御ありさまどもを」〈源・椎本〉
みゆび‐げら【三趾啄木鳥】
キツツキ科の鳥。全長約22センチで、足指は3本。上面が黒っぽく、背と腹は白い。雄は頭頂が黄色。北海道に少数が生息。
み‐ゆる・す【見赦す】
[動サ四]とがめずにそのまま見逃す。「鬼なども我をば—・してむ」〈源・夕顔〉