む‐が【無我】
[名・形動] 1 我欲・私心のないこと。無心であること。また、そのさま。「—の愛」「—の境地」「—ナ人」〈日葡〉 2 《(梵)anātmanの訳》仏語。万物に内在し常恒不変である実体などは存在し...
むが‐あい【無我愛】
我欲のない真の愛情。没我の愛。
む‐がい【無害】
[名・形動]害がないこと。悪い影響を及ぼさないこと。また、そのさま。「人間には—な成分」「人畜—」⇔有害。
む‐がい【無涯】
限りのないこと。はてしのないこと。「此種の文字は人間—の嗜好に供すべき者なれば」〈逍遥・小説神髄〉
む‐がい【無蓋】
ふた・おおい・屋根などがないこと。⇔有蓋。
むがい‐か【無害化】
[名](スル) 1 有害物質に人工的な処理を加え、無害な状態にすること。「アスベストの—処理」 2 ⇒サニタイジング
むがい‐かしゃ【無蓋貨車】
屋根のない貨車。石炭や砂利を積む箱形のもの、コンテナ・乗用車を積む床面だけのものなどがある。
むがい‐つうこうけん【無害通航権】
外国船舶が、沿岸国の平和・秩序・安全を害さないかぎり、その国の領海を自由に通航できる権利。潜水艦の潜航は含まれない。→通過通航権
む‐かう【無何有】
《「何有」は「何か有らむ」と読み、何物もない意。「むがう」とも》自然のままで何の作為もないこと。また、そのような状態。むかゆう。「唯昔の苦行者のように—の砂漠を家としている」〈芥川・侏儒の言葉〉
む‐がく【無学】
[名・形動] 1 学問・知識のないこと。また、そのさま。ぶがく。「—な自分を恥じる」 2 仏語。煩悩を断ち尽くし、もはや学ぶべきもののない境地。阿羅漢果(あらかんか)。「—位」「—果」⇔有学(う...