むねべつ‐せん【棟別銭】
中世、家屋の棟数別に賦課された税。初めは寺社や朝廷の修造のために臨時に課されたが、室町中期以後はしだいに定期的なものになった。また、大名や荘園領主にも領内で課する者があった。むなべつせん。むねべ...
むね‐まち【棟区】
刀身の棟と茎(なかご)との境目。⇔刃区(はまち)。
むね‐まちぎみ【棟梁臣】
《家屋の棟木になぞらえて》国家の重要な臣下。むねとるまちきみ。「武内宿禰(たけうちのすくね)に命(の)りて—となす」〈景行紀〉
むね‐まわり【胸回り】
胸囲(きょうい)。
むねむね・し【宗宗し】
[形シク] 1 主となるべき力量がある。おもだっている。「家司(けいし)なども—・しき人もなかりければ」〈源・橋姫〉 2 しっかりしている。りっぱである。「あやしくうちよろぼひて、—・しからぬ軒...
ムネメ【Mneme】
木星の第40衛星。他の多くの衛星とは逆方向に公転している。2003年に発見。名の由来はギリシャ神話のゼウスの娘。非球形で平均直径は2キロ。ムネーメ。
むね‐やけ【胸焼け/胸灼け】
胃から突き上げてくる、焼けつくような感じや疼痛(とうつう)に似た感覚。嘈囃(そうそう)。むなやけ。
むね‐わけ【胸分け】
「むなわけ」に同じ。「さを鹿の—にする秋の萩原」〈続後撰・秋上〉
むね‐わり【棟割(り)】
1 1棟の建物を壁で仕切って分割すること。 2 「棟割り長屋」の略。
むねわり‐ながや【棟割(り)長屋】
棟割りにして何世帯かが住めるようにした建物。