もとお・す【回す/廻す】
[動サ四]めぐらす。まわす。「火をもちて其の野を—・し焼きき」〈記・上〉
もくろ・む【目論む】
[動マ五(四)]《「もくろん(目論)」を活用させた語》物事をしようとして考えをめぐらす。計画する。企てる。たくらむ。「新事業を—・む」「一攫千金(いっかくせんきん)を—・む」
もとお・る【回る/廻る】
[動ラ四] 1 めぐりまわる。徘徊(はいかい)する。「鹿(しし)こそばい這ひ拝(をろが)め鶉(うづら)こそい這ひ—・れ」〈万・二三九〉 2 物事が思うとおりに運ぶ。「—・らぬ三味線鳴らして」〈浮...
めり
[助動][○|(めり)|めり|める|めれ|○]動詞型活用語の終止形、ラ変型活用語の連体形に付く。 1 目で見た事柄に基づいて判断・推量する意を表す。…のようだ。…のように見える。…のように思われ...
モロッコ‐じけん【モロッコ事件】
モロッコの支配をめぐって起こったフランスとドイツの2回にわたる紛争。第一次は1905年、フランスのモロッコ進出に反対するドイツが、軍隊をタンジールに上陸させた事件(タンジール事件)。第二次は19...
もののべ【物部】
上代の氏族の一。姓(かばね)は連(むらじ)で、大伴氏とともに大和朝廷の軍事・警察をつかさどった大豪族。6世紀後半、仏教受容をめぐって蘇我氏と対立し、守屋が蘇我馬子と戦って敗死、一時衰えたが、奈良...
もと‐こ【左右】
《「許(もと)処(こ)」の意》かたわら。そば近く。「天皇愛(めぐ)みて、—に引(め)し置きたまふ」〈垂仁紀〉
メリー‐ウィドー【The Merry Widow】
《原題、(ドイツ)Die Lustige Witwe》レハール作曲のオペレッタ。全3幕。1905年ウィーンで初演。金持ちの未亡人ハンナをめぐる恋と結婚を描いたもので、世界的にヒットした。
め‐こ【妻子】
1 妻と子。さいし。「—見ればめぐし愛(うつく)し」〈万・八〇〇〉 2 妻。「天(あめ)の下にはわが—にすべき人なし」〈宇津保・嵯峨院〉
めぐら‐か・す【回らかす/廻らかす】
[動サ四]「めぐらす」に同じ。「兵略を—・さずといふとも」〈盛衰記・四〉