もう‐かん【盲管】
内臓器官で、一方の端が閉じている管。盲腸など。
もうかん‐げんしょう【毛管現象】
液体中に細い管を立てると、管内の液面が管外よりも高くなるか低くなる現象。液体の表面張力によって生じ、水のように管壁をぬらす場合には上昇する。吸い取り紙などにみられる。毛細管現象。
もうかん‐しょうこうぐん【盲管症候群】
胃腸管の吻合(ふんごう)手術などで盲管ができ、そこに腸の内容物が停滞して、腹部膨満・腹痛・下痢・貧血・脂肪吸収障害などの症状を呈する病気。盲管系蹄(けいてい)症候群。
もうかん‐じゅうそう【盲管銃創】
銃弾が身体を貫かず、体内にとどまっている傷。
もうかん‐りょく【毛管力】
毛管現象によって、細い管や狭い隙間が液体を吸い込む力。土壌が水分を保持する現象やタオルの吸水現象などに見られる。毛細管力。