もうけ【設け】
1 前もって用意されていること。「—の席につく」 2 あらたに設置・設立すること。「未だ学校の—あらざりし前に」〈中村訳・西国立志編〉 3 あらかじめ決められていること。また、計画。「斯る—のあ...
もうけ‐ぐち【儲け口】
儲けの対象となる物事。利益になる手がかり。「—を探す」
もうけ‐しごと【儲け仕事】
儲けになる仕事。思いがけず得になる仕事。
もうけ‐しゅぎ【儲け主義】
もうけることを第一とし、サービスなど他の面を軽視する考え方。
もうけ‐ずく【儲け尽く】
もうけることだけを考えて物事をすること。「—の仕事」
もうけ‐の‐きみ【儲けの君】
《「儲君(ちょくん)」を訓読みにした語》皇太子を敬っていう語。もうけのみや。「疑ひなき—と、世にもてかしづききこゆれど」〈源・桐壺〉
もうけ‐の‐みや【儲けの宮】
「儲けの君(きみ)」に同じ。
もうけ‐もの【儲け物】
思いがけなく得た利益。拾い物。「うまくいけば—だ」
もうけ‐もの【設け物】
準備してある物。「在地の人々も、家々壊(こぼ)ち、—共したため置くべきぞと」〈盛衰記・四〉
もうけ‐やく【儲け役】
1 演劇・映画などで、見せ場があって観客に受ける得な役。 2 自分の利益になる得な役目。