もくせいさいがみだればこ【木製彩画乱筥】
江戸時代中期の陶工・画家、尾形乾山による工芸作品の一。桐材の素地に絵付けした箱で、外側にはすすき、内側には波に千鳥の図が描かれている。国指定重要文化財。大和文華館蔵。武蔵野隅田川図乱箱。
もくせい‐しだ【木生羊歯】
茎が太くて高さ数メートルにもなり、木のようなシダ。葉は茎の先に集まってつく。亜熱帯から熱帯に分布。ヘゴ・マルハチなど。
もくせい‐そう【木犀草】
モクセイソウ科の一年草。茎は伸びると横に倒れ、先が上を向く。葉はへら形。夏、緑がかった白色の芳香のある小花を穂状につける。北アフリカの原産で、日本には江戸時代に渡来。においレセダ。
もくせいのおうじ【木製の王子】
《原題、(ハンガリー)A fából faragott királyfi》バルトークのバレエ音楽。1917年初演。ある王子が城にいる美しい姫を木製の人形で誘い出したが、姫は人形にひと目惚れしてし...
もくせい‐の‐トロヤぐん【木星のトロヤ群】
⇒トロヤ群
もく‐せん【木船】
木造の船。
もく‐せん【目銭】
中世、港の関で商船に課した入津税。また、酒屋の酒壺や寺領の段別に課した雑税。
もく‐ぜん【目前】
見ている目の前。転じて、きわめて近いこと。「—の情景」「勝利を—にする」
もく‐ぜん【黙然】
[ト・タル][文][形動タリ]口をつぐんでいるさま。もくねん。「—と座っている」
もく‐そう【目送】
[名](スル)移り過ぎていくものを、目で追いながら見送ること。「津田は、黙って書生の後姿を—した」〈漱石・明暗〉