もくみつ‐ちいき【木密地域】
「木造住宅密集地域」の略。
もく‐め【木目】
木材の断面に、年輪の配列などによってつくられる模様。正目・板目など。木理。きめ。
もくめ‐がね【木目金/杢目金】
金・銀・赤銅など色の違う金属を重ね合わせて鍛え、木目状の模様を打ち出す技法。また、それによる製品。江戸初期に刀の鍔(つば)の鍛造に始まる。日本独自の金属加工技術。
もくめ‐しぼり【木目絞(り)】
木目を表した絞り染め。
もくめ‐ぬり【木目塗(り)】
漆工芸の技法の一。黒漆を塗り、その上に朱漆で木目を描いたもの。また、木地に木目を錐(きり)先で彫り、その上に漆を塗ったもの。
もく‐もう【木毛】
木材を糸状に削ったもの。果物や陶磁器などを梱包する際に使用。もくも。
もく‐もく【黙黙】
[ト・タル][文][形動タリ]だまって一つの事をしつづけるさま。「—と筆を走らせる」
もく‐もく
[副](スル) 1 煙・雲などが次から次へとわき出るさま。「—(と)煙が立ちのぼる」 2 一部分が盛り上がったり、うごめいたりするさま。「布団が—と動く」 3 物をほおばって口を動かすさま。もぐ...
もくもん‐の‐じってつ【木門の十哲】
木下順庵門下の10人の弟子。新井白石・室鳩巣(むろきゅうそう)・雨森芳洲(あめのもりほうしゅう)・祇園南海(ぎおんなんかい)・榊原篁洲(さかきばらこうしゅう)・南部南山・松浦霞沼・三宅観瀾(みや...
もく‐やく【黙約】
当事者の間で暗黙のうちに取り決めた約束。「事前の—が存在する」