マクティーグ【McTeague】
ノリスの小説。1899年刊。もぐりの歯科医マクティーグが妻を殺害して破滅への道を突き進むさまを描く。米国における自然主義文学の先駆となった。
ミューオン‐ラジオグラフィー【muon radiography】
⇒ミューオントモグラフィー
まて‐がた【両手肩】
両方の手と両方の肩。一説に、マテガイが砂にもぐってできる跡とも。「—にかきつむ海人の藻塩草けぶりはいかに立つぞとや君」〈斎宮女御集〉
ポルフィリン【porphyrin】
窒素原子を1個含む五員環の環式化合物が、さらに4個環状に結合した構造を骨格とする化合物の総称。配位子として錯体を作り、中心原子が鉄のヘモグロビン、コバルトのシアノコバラミン、マグネシウムのクロロ...
むぐら【葎】
広い範囲にわたって生い茂る雑草。また、その茂み。カナムグラ・ヤエムグラなど。もぐら。《季 夏》「山賤(やまがつ)のおとがひ閉る—かな/芭蕉」
フレシネ‐こくりつこうえん【フレシネ国立公園】
《Freycinet National Park》オーストラリア、タスマニア州東部にある国立公園。フレシネ半島の大部分を占める。観光拠点は海岸保養地でもあるコールスベイ。花崗岩質の山々が連なり、...
ヘム【heme】
鉄とポルフィリンとの錯塩(さくえん)。たんぱく質のグロビンと結合してヘモグロビンとなり、その色素部分に相当し、酸素の担体となる。
ベダラ‐とう【ベダラ島】
《Bedarra Island》オーストラリア、クイーンズランド州北東岸、グレートバリアリーフの島。ファミリー諸島に属し、ダンク島の南に位置する。大部分が熱帯雨林に覆われ、国立公園に指定。ハリモ...
ヘム‐たんぱくしつ【ヘム蛋白質】
鉄原子をヘム基の形で含む鉄たんぱく質の総称。動物の血液や筋肉に存在して酸素の運搬を担うヘモグロビンやミオグロビンのほか、電子伝達に関与するチトクロム、過酸化水素を分解する酵素のカタラーゼなどがある。
ヘモグロビン【hemoglobin】
脊椎動物の赤血球中に含まれる、たんぱく質のグロビンと鉄を含む色素ヘムとが結合した色素たんぱく質。代表的な鉄たんぱく質の一であり、ヘムたんぱく質に分類される。呼吸器官から入った酸素と結合してオキシ...