もた‐もた
[副](スル)人の動作や物事の進行がのろくてはかどらないさま。ぐずぐず。「—(と)していては間に合わない」
もたら・す【齎す】
[動サ五(四)] 1 持ってくる。持っていく。「吉報を—・す」 2 好ましくない状態を生じさせる。引き起こす。将来する。また、ある状態を実現させる。「台風が災害を—・す」「対立を—・す」「利益を...
も…たり
(「も」「たり」の前には同じ動詞を繰り返す) 1 ある動作・行動の度合いが並み外れていることに対して、驚きや感動の意を表す。「撮りも撮ったり、フィルム2000本」 2 「…も…たり、…も…たり」...
もた・り【持たり】
[動ラ変]《「もてあり」の音変化》持っている。「いとにくさげなるむすめども—・りともこそ見侍れ」〈枕・一〇四〉
もた・る【凭る/靠る】
[動ラ下二]「もたれる」の文語形。
もたれ【凭れ/靠れ】
1 もたれること。「食—」 2 株式市場で、なんとなく動きが鈍いこと。
もたれ‐あい【凭れ合い/靠れ合い】
もたれあうこと。互いに寄りかかり、依存しあうこと。「政官財の—」
もたれ‐あ・う【凭れ合う/靠れ合う】
[動ワ五(ハ四)]互いによりかかり合う。「—・って互いを甘やかす」
もたれ‐かか・る【凭れ掛(か)る/靠れ掛(か)る】
[動ラ五(四)] 1 からだの重みをあずけるように寄りかかる。「肩に—・る」 2 独立しないで他に頼る。甘えてすっかり頼る。「他人の好意に—・る」
もたれ‐こ・む【凭れ込む/靠れ込む】
[動マ五(四)]相手にすっかり寄りかかる。寄りかかるようにして倒れ込んだり入り込んだりする。「ふところに—・む」