もの‐まいり【物参り】
「物詣で」に同じ。
物(もの)参(まい)・る
1 食事を差し上げる。「女房八人—・る」〈栄花・初花〉 2 《「まいる」は「食う」の尊敬語》食事を召し上がる。「大将のおとどまかで、—・りなどするほどに」〈宇津保・内侍督〉
もの‐まえ【物前】
1 いくさが始まる直前。「—にて腰立たず無性になる人は本の臆病者とて」〈甲陽軍鑑・一四〉 2 正月・盆・節句などの前。物日の前。「はや極月も二十八日、しかも小の晦日(つごもり)なるに、今日と明日...
もの‐まなび【物学び】
物事を学ぶこと。学問。
モノマニア【monomania】
「偏執狂(へんしゅうきょう)」に同じ。
モノマニアック【monomaniac】
[形動]極端な凝り性であるさま。偏執狂的。「—なファン」
もの‐まね【物真似】
1 人や動物などの身ぶり・しぐさ・声音などをまねること。また、その芸。 2 能・狂言その他の芸能で、ある役に扮(ふん)してその所作をまね、それらしく演技すること。
もの‐まねび【物学び】
物事のまねをすること。ものまね。「ただ片端許をだにとてある、—なるべし」〈栄花・御賀〉
もの‐まめやか【物忠実やか】
[形動ナリ]まじめで実直であるさま。誠実であるさま。「—にむべむべしき御物語はすこしばかりにて」〈源・藤裏葉〉
もの‐もうし【物申し】
《古くは「ものまをし」》 1 神や天皇など高貴な方に申し上げること。あるいは取り次いで伝えること。また、その職の人。「縄の端に鐸(ぬりて)を懸けて、—に労ること無かれ」〈顕宗紀〉 2 祝詞などを...