もの‐み【物見】
[名] 1 物事を見ること。見物すること。「—に出かける」 2 戦陣で、敵情を探ったり見張りをしたりすること。また、その人。「—を遣る」 3 「物見台」「物見櫓(やぐら)」の略。 4 外を見る...
ものみ‐ぐさ【物見草】
マツの別名。
ものみ‐ぐるま【物見車】
祭礼などの行事を見物するときに乗る牛車(ぎっしゃ)。「かねてより、—、心づかひしけり」〈源・葵〉
ものみ‐だい【物見台】
遠くを見渡すために設けた高い台。
ものみ‐だか・い【物見高い】
[形][文]ものみだか・し[ク]何でも珍しがって見たがるさま。好奇心が強い。「—・い群集に取り巻かれる」
ものみ‐だけ・し【物見猛し】
[形ク]「物見高い」に同じ。「女の—・くて」〈浮・一代女・六〉
ものみ‐ぶね【物見船】
見物のために乗る船。
ものみ‐まど【物見窓】
1 城・家・乗り物などで、外を見るために設けた窓。 2 能舞台で、鏡の間の幕口に向かって右側の壁にある連子窓。舞台のようすを見るためのもの。嵐窓(あらしまど)。奉行窓。
ものみ‐やぐら【物見櫓】
遠くを見渡すために設けた櫓。
ものみ‐ゆさん【物見遊山】
物見と遊山。見物して遊び歩くこと。